コーキングの寿命は何年?打ち替え時期のサイン
外壁のパネルとパネルの間、窓のまわりに入っているゴム状の目地材が「コーキング(シーリング)」です。 普段は気に留めない部分ですが、実は建物の防水を支える大事な部材で、寿命があります。 この記事では、コーキング専門の職人の目線で、寿命の目安と打ち替え時期のサインをご紹介します。
コーキングの寿命は「7〜10年」が目安
使われている材料や立地条件(日当たり・風雨の当たり方)によって差はありますが、 一般的にコーキングの寿命は7〜10年程度といわれています。 新築から10年前後のお住まいなら、一度は状態をチェックしておきたいタイミングです。
特に南面・西面など日射しの強い面は紫外線による劣化が早く進みます。 「南側だけボロボロで北側はきれい」というお宅も珍しくありません。
打ち替え時期のサイン4つ
1. ひび割れ
コーキングの表面に細かいひびが入っている状態です。劣化の初期〜中期のサインで、 進行すると雨水の通り道になります。
2. 痩せ(肉やせ)
新築時よりゴムのボリュームが減り、目地がへこんで見える状態です。 弾力が失われてきている証拠で、外壁材の動きに追従できなくなっていきます。
3. 剥離(すき間)
コーキングが外壁材から剥がれて、境目にすき間ができている状態です。 ここまで来ると雨水が直接壁の中に入り得るため、早めの対処をおすすめします。
4. 欠落
コーキングが千切れて落ちてしまい、目地の奥が見えている状態です。 防水機能はほぼ失われているため、できるだけ早くご相談ください。
放置するとどうなる?
劣化したコーキングを放置すると、雨水が外壁の内側に回り込みます。 壁の中の防水シートや下地材が傷むと、雨漏り・カビ・木部の腐食につながり、 表面の打ち替えだけでは済まない大掛かりな補修になることがあります。
コーキングの打ち替えは、外壁リフォームの中では比較的小規模な工事です。 サインを見つけた早い段階で手を打つのが、結果的にいちばん安上がりです。
ご自宅でチェックするときのポイント
- 外壁の継ぎ目(縦のライン)を目で追って、ひび・痩せ・すき間がないか見る
- 窓(サッシ)のまわりを一周ぐるっと確認する
- 日当たりの強い南面・西面を重点的に見る
- 高い場所は無理をせず、双眼鏡やスマホのズームで確認する
脚立に乗っての確認は転落の危険があるため、おすすめしません。 高所や見えにくい場所は、無料の現地調査でプロにお任せください。
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